「神奈川区環境問題を考える会」では大気汚染調査(二酸化窒素 NO2)を測定しながら、環境問題を考えてきたが、神奈川県が異常に小学生のぜん息被患率が高いことが判り、毎年文部科学省が実施している学校保健実態調査を情報公開をかけて入手し纏めた。その結果
@毎年神奈川県の「ぜん息被患率」は高くなり全国平均の3倍となっている。
A地域では横須賀市・金沢区・神奈川区と沿岸地区が極めて高い。
B学校別では20%に近い被患率もあり、授業への影響も懸念される。
C今までの行政、シンポジウムの講師(医師)はこの統計に対し、あまり切実感を持っていない。
問題は毎年高くなっている原因と対策を講ずることが急務と考え、関係団体・行政とそのシステムを確立することに努めたい。
情報入手 : 文部科学省ホームページ 横浜市教育委員会 神奈川県教育委員会